人間の細胞の内、多くの身体組織に分化可能な細胞で、人体を構成する肝臓、心臓などの臓器を含め各種骨、脳、筋肉、肌などに成長する基本細胞を言います。
また全身の血を形成したり、破壊された臓器回復の役割も果たします。
さい帯血(出産の際にへその緒から抽出できる血液)は、血液疾病治療に使われる造血幹細胞がたくさん含まれています。成体幹細胞は血液疾病はもちろん各種循環器疾病、神経系疾病、内分泌系疾病、癌治療などに広く利用されます。
胚芽幹細胞は受精卵から抽出し、細胞の一つ一つが新しい胎児になり得るという点から深刻な倫理的論議の中心に立っています。
しかし日本幹細胞バンクでは抽出、保管する成体幹細胞は、分化が完全に終わった体細胞なので生命倫理に違反せず安全です。
| 区分 |
成体幹細胞 |
胚芽幹細胞 |
| 細胞の材料 |
大部分の臓器、組職に依存 |
受精卵 |
| 細胞体外増殖能力 |
非常に制限的 |
最大限に増殖可能 |
| 分化能力 |
決まった細胞に分化 |
すべての種類の細胞に分化 |
| 細胞治療時 |
細胞治療時拒絶反応無し |
腫瘍発生の可能性がある |
| 倫理的問題点 |
なし |
生命破壊問題で論議 |
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